思い出の詩

小学校の頃暗記した詩は、今でも覚えていたりする。
雨ニモマケズとかは長くて忘れるけど、にぎりこぶしを知らない人がいるので
ちょっとメモ

握り拳
村野四郎

悲しい時や苦しい時、
僕はいつも
拳を硬く握り締める
すると、苦しみや悲しみは、
皆 僕から逃げてゆく。

勉強で 泣きたくなった時、
僕はぐっと
拳を 硬く握り締める
すると、本の字が はっきり見えてくる。

また、北風が ビュービュー吹いて
僕をいじめる時、
僕は胸を張り、
ぐっと、拳を握り締める
すると、風のやつ、
急に道端の木へ逃げ帰り
枝を、ガサガサ 悔しそうに
ゆすっているんだ。

この詩は自然も自分の気持ち次第なんだって思ったので印象に残ってるのかもしれない。

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Posted by みつ